【評価】「NHKにようこそ」とかいうGONZOの良アニメwww

アニメ

どうも、もうじき『NHKにようこそ!』の佐藤(主人公)と同じ年齢になるヤシタです。

今回の記事では、

僕が大好きなGONZO制作の『NHKにようこそ!』というアニメついてひたすら語っていきます。

僕はこのアニメ、かれこれ5回ほど視聴していますが、何度見ても笑ってしまうし、感動してしまう。

多分死ぬまでにあと5回は見ると思います。

そんな大好きなアニメの魅力についてお話していきます!

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「NHKにようこそ!」のここがすごい!

実はハルヒ最終回の翌週から「同枠で放送されたアニメ」

2006年と言えばYoutubeも開設されたばかりで(当時は規制がめちゃくちゃゆるかった)、深夜アニメ全体がすごく盛り上がっていた年代でもあります。

そんな2006年に放送されたアニメの中でも、一際目立っていて、社会現象まで巻き起こしたほど1番注目されていたアニメは

『涼宮ハルヒの憂鬱』(京都アニメーション制作)であると言って間違いないでしょう。

そして何を隠そう『NHKにようこそ』は、その『涼宮ハルヒ』最終回の翌週から「同枠で放送が開始されたアニメ」である。(にも関わらず知名度が非常に低い稀有なアニメ)

ハルヒ最終回の第14話(涼宮ハルヒの憂鬱 VI)にて、ハルヒとキョンがいつもの駅前で待ち合わせをしてるときに「来週のこの時間からは『NHKにようこそ』が始まります」というテロップが表示されたんですよ。

僕はそれを見たとき「うわ、なんだこの地雷っぽいタイトルのアニメは」というのが率直な感想でした。

こんな量産型クソ臭がするアニメよりも、とっととハルヒの続きが見たくてたまらなかったわけです。

そんな最悪な先入観の中、まさか、まさかここまで高品質なアニメだとは思いませんでした。ほんと。

GONZO制作のアニメで1番面白い

GONZOの黎明期を『ゲートキーパーズ』や『最終兵器彼女』を制作していたころだとすると、

バジリスクを制作していた2005年頃が全盛期と言えるでしょう。そして『NHKにようこそ!』を制作していた当時(2006年)もまだまだ神アニメ連発のすげぇ制作会社という印象でした。

(しかし2007年の『スト魔』、『瀬戸嫁』を最後に衰退の一途を辿る。以上がGONZOの栄枯盛衰である)

今となってはもう「1番パッとしないアニメ制作会社」に成り下がってしまった「GONZO」ですが、2007年までのアニメ一覧を見ていただければ分かる通り、実はかなりの強打者が揃っています。

特に2003年~2004年にかけて放送された伝説の神アニメ『カレイドスター』なんかは、僕が今まで見てきた全アニメの中でも1番オススメできるアニメと言っても大げさでないほどの超良質アニメなわけですよ。

しかし僕は声を大にして言いたい。

そんなGONZOの強打者でも群を抜いて「NHKにようこそ!・・・お前がナンバーワンだ」

『NHKにようこそ!』の5つの魅力

①「テーマ」が斬新

この作品の主人公である「佐藤くん」は「引きこもり」です。

主人公が「引きこもり」体質の作品ならばたくさんありますが(ローゼンメイデン、あの花、ノゲノラなど)、このアニメの一味違うところはその「引きこもり」をメインテーマに扱うところです。

そんな取り扱うのが相当に難しいテーマと向き合っているところは評価せざるを得ません。

でもそれだけではなくて、このアニメは「集団自殺、ネトゲ廃人、宗教やマルチ商法」などの「社会問題」までも積極的に取り扱っています。

ただその分、かなり人を選ぶ作品に仕上がっていて、実際に評価サイトを見ると賛否が両極端である印象です。

しかし、逆に言うならば、「ハマる人は、ものすごくハマってしまう」わけです。

だからこそ、このアニメはコアなアニメファンから絶大に支持されているわけです。

②「キャラクターの表裏」がうまい

このアニメの大きな魅力の一つに、登場するキャラクターがリアルなところと、リアルな心理描写にあると思っています。

例えば「佐藤くん」が「人と会話をするときに何度も復唱して喋る練習」するところなどには共感してしまいますし、

僕も佐藤くんと同じく、「ガス代が止められそうになり焦ったことや、隣室の騒音で怒鳴りに行った」ことがあるので、何度も自分と重なってしまいました。このアニメに登場するキャラクターたちの行動はそれほどリアルなのです。

しかもこのアニメの登場キャラは一癖や二癖あり、「引きこもり」やら「自殺志願者」、「ネトゲ廃人」のような残念な大人たちばかりです。

そんな救いようのない人たちが、まるで本当に存在するかのようにリアルに作り込まれているんですよね。

しかも余分な登場キャラクターがいないからか、それぞれのキャラクターが抱えている闇の部分がしっかり表現されています。

だからどうしようもない残念なダメ人間たちばかり登場しますが、不思議とどのキャラクターにも共感できるし、応援したくなってしまうんですよね。

つまりそれだけキャラクターを作るのと、心情を表現するのが上手いわけです。

他のアニメでは、なかなかキャラクターの表裏を素直に描いている作品は少ないですが、しっかりと裏の部分も描写しているところを評価しています。

③笑って泣ける

取り扱っているテーマからして、すごく暗い雰囲気になりそうですが、暗さと明るさが上手に調和の取れている作品でもあります。

心情などがリアルに描写されているので、引きこもり体質の人ならば思わず共感して「笑ってしまう」シーンが多くあり、

じわじわくる表情だったり、「顔芸」とも言えるぐらいに派手なリアクションも笑いを誘います。(上の画像のような)

もちろんそんな面白いところも魅力ですが、それ以上に感動するアニメでもあります。

前半こそ「笑い」の要素が多く含まれていますが、後半になるに連れだんだんシリアス寄りの展開になっていきます。ネタバレになるので詳しくは言いませんが、僕は少なくとも3回はうるっときたシーンがありました。

残念な登場キャラクターたちの、究極に残念な社会の裏を描いたアニメなんです。

なのに…..なのにも関わらず本気で感動させにくる卑劣さとか全てを含めて素晴らしいです。

④曲が(無駄に)オサレ

本編の(良い意味で)残念な内容に似つかわしくないほどに、OP、挿入歌、BGMがオサレなんです。

OPは人物や背景のシルエットが美しく、色合いがすごく優しい映像になっています。

アニメ版ではクレジット入りですが、それはそれでクレジットと背景が一致していて、すごくオサレなクレジット表記になっているんですよね。

『無人惑星サヴァイヴ』のEDにすごく似ているのですが、唄っている人だけでなく、作詞作曲までも同じ人だというのだから驚きです。すごく優しい歌を唄いますよね。

また、「BGMや挿入歌」までも、場面とのシンクロ率が異常に高く、どれも耳に残る曲ばかりである。

特に「哀しい曲や、切なさを表現する曲」が非常によくできているものばかり、聞いているだけで憂鬱になってきてしまいます(※褒めています)

というのも、この作品は引きこもりの主人公を書いている作品で、明るい作品ではないのだから、それだけ曲を作る人たちが上手いというわけです。

終盤の「山崎」が帰郷するエピードの挿入歌は聞くだけで哀しくなりますし、同時に目頭が熱くなってくるんです。

そんなBGMの中でも僕がぶっちぎりで好きな曲こちらである。(多分この作品の支持者からは1番気に入られているBGMだと思う)

なんでだろうか、切なくて聞くたびに辛くなるのに、謎の中毒性あってずっと聞いていたくなる

「起きたら夕方だった・・・」とか、「今日も1日なにも頑張らなかったぞい!」というクソみたいな1日を過ごした日の締めくくりに聞いてくれ。

もうめちゃくちゃ死にたくなるから・・・

⑤年を重ねれば重ねるほど面白く感じる

これがこの「NHKにようこそ!」の変わった魅力の一つで、

年齢を重ねるほどこのアニメを面白く感じてしまうのです。

初めて見た「中学時代」

僕が最初にこの作品を見たのは中学生でした。この頃は萌え系のアニメが大好物なキモオタだったため「正直このアニメのどこが面白いのか分からなかった」です。2クール目に入る前に視聴を断念しました。

今思えばこの頃の僕は、「引きこもり」というテーマとは無縁の活気溢れる少年で、まだこの作品の深さだったり、主人公やその他のダメな大人たちに共感できなかったのだと思います。

2回目の「高校時代」

そして2回目に見たのは高校2年生の年末でしたが、「あれ!?普通に面白くないか?」と思ったわけです。ちなみにこれを視聴したのが冬休みで、ずっと家にひとりぼっちで引きこもってアニメを見ていたので、それが大きな共感を生んだのでしょう。

つまりは、どんどん主人公のようなダメ人間に近づいてきてしまったため、主人公に共感する部分が増えたというわけですね。

それ以降の視聴

そして3回目に見たのは一人暮らしを開始した頃で、ほんの少しホームシックっぽくなっている僕の心を、このアニメの切なさが表現しているような気がしましたね。

だからなのか余計に「終盤にシリアスな展開」には、心を打たれました。

そして、この物語の主人公である「佐藤くん」と同じ年になってしまった現在では、今まで見てきたアニメでもトップ10に入るぐらいに好きになってしまったわけです。

このアニメが大好きということは、残念ながら僕は立派な大人になれなかったのかもしれません。

けれど、このアニメの面白さが分からないようならば、立派な大人になることが損失なんじゃないかとさえ思うようになりました。

多分これからも見続けますし、見るたびに面白くなってくるでしょうね。そういう意味では年を重ねることに数少ない喜びを感じます。

終わりに

上では言いませんでしたが、『NHKにようこそ!』では、主人公たちはゲームを作りに情熱を注ぎ、コミケに参加するなど、「友情・努力」のような熱い要素もあります。だからなのか、『げんしけん』が好きな人の大半が『NHKにようこそ!』も好きという印象がありますね。

上でも述べましたが『NHKにようこそ!』は、かなり人を選ぶ作品であることは否定できません。

しかし、だからこそ一定の層から多くの支持を得ているのです。もしも自分がインドア派と思うならば見て損することはないと約束します。

ちなみに僕は「NHKにようこそ!」をもう1度見るため、

8月にdアニメストアの「31日間の無料体験」に入会してまた視聴しました。結構高画質で良かったです。(オフ会のところは泣いた)

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