【感想】「美大」に入学して発見したことで打線組んだwww

イラスト

こんにちは、どうもシタ↓という者です。

僕は美術系の大学で、映像に関するデザインを学んでいます。

もうこの大学に在籍して4年目となりました。

ここらで一端、僕が美大に入学して分かったことや、印象深かったこと、

つまり『美大(芸大)に入学して発見したこと』で打線組んでいきます。

あくまでも僕が通っていた大学での発見であり、「他の美術系大学、または美術系専門学校」が同じとは限りません。ご留意ください。 

打線まとめ

1 (遊) とにかく金がかかる
2 (一) 多くの生徒が「授業中にラクガキ」
3 (中) 留学生が多い
4 (左) 絵は上手くならない!
5 (右) 最初からみんな絵が上手い
6 (三) 変わった授業が多い
7 (捕) 教授がアニメのイベントで休む
8 (二) 学校内には(図書館やサークルなど)サブカル系のものが多い
9 (投) みんなオタク
シタ↓
「7番打者」強そうだなオイ
ウエ↑
1つずつ詳しく紹介していくよ!

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「美大」に入学して発見したことで打線組んだwww

1(遊)とにかく金がかかる

ほとんど絵を描いたことがない一般の人で、

「絵はお金がかからない趣味」という認識の人がいますがこれは大きな間違いです。

絵は非常にお金のかかる趣味で、実際に「美大、美術系専門学校、美術予備校」などの学費はかなり高値です。

具体的に僕が通っていた大学の授業料は年間いくらかというと、160万を軽く超えていますね。

さらにそれだけではなくて、授業で使用する画材などもそのつど買わなければいけません。

僕は学費だけでなく、生活費や通学費など全て自分で負担しています。そのため入学当初からずっとアルバイトもしていますが、利子を含めて奨学金は1000万ほど借りています。

だからなのかは分かりませんが、僕の知人界隈で消えてった人(恐らく退学した人)が異様に多い気がします。

もしもこれから美術系の学校に進学するという人は、しっかりと学費に目を通して、支払えるのか真剣に考慮するべきです。

2(一)多くの生徒が「授業中にラクガキ」している

一般的な大学では、講義中にスマホをいじっている人がいるかと思います。

しかし美大では授業中にラクガキしている生徒がとても多く、実技はともかく、講義では何人かは必ずラクガキしています。

ただ、同じラクガキと言っても「人体デッサン、イラストのラフ、アニメの絵コンテ」などやっていることは人それぞれですが、たまにマンガのペン入れをしている猛者までいます

民俗学を教える教授が、「ここの生徒はプリントを配布すると、みんな裏にラクガキしてしまう」と言っていたので、他の大学ではない光景なのでしょうね。

でも基本的にそこらの底辺校と遜色ないので、もちろん授業中にソシャゲやポケモンの孵化厳選やってるような人もいます。

ちなみに僕はというと1人ベクトルが違っていて、授業中はずっと読書していた典型的な意識高い系(笑)でした。

3(中)留学生が多い

これは美大の特徴というよりかは、僕の大学の芸術学部の特徴かもしれませんが、とにかく留学生が多かったです。

どのぐらいかと言うと、僕はデザイン学科でしたが、10人に1人は留学生だった印象です。中にはアメリカ人もいましたが、だいたいは中国か韓国の人です。

その留学生たちも日本のアニメやマンガなどの文化に関心のある人が大半で、中には「海外のイラストレーターやプロのマンガ家」までいました。

芸術学部以外ではほとんど留学生がいなかったことから、日本のアニメやマンガに影響されて留学したのでしょう。

恐らく美術系の大学では留学生の数が多い傾向にあるかと思われます。

4(左)絵は上手くならない!

これは超意外なことかもしれませんが、美術系の大学に入っても絵は上手くなりません。

よく「美大だから絵が上手い」みたいなことを聞きますが、それは美大だからではなく、その人が努力したから上手いのです。

それどころか、僕の場合は周りの人は実力者ばかりだったので「劣等感」を抱くようになり、どんどん絵が嫌いになっていきました。

絵じゃ他の人に勝ち目がないと思ったので、ほとんど実技の授業を取らずに「レポート提出する講義の授業」ばかり履修していました。そのため、自信のあった文章力は上がっていきましたが、絵の実力はなにも上がりませんでした。

つまり僕が美大に入学して1番学んだことは

「美大に入れば勝手に上手くなっているなんて魔法はない、結局は本人の努力次第」

ということです。

そして1年の終わりごろ「ここにいても絵が上手くならんわ」と遅くも気がつき、参考書を購入して独学で絵を学ぶようにしたのです。

努力が必要と気づかせてくれただけでも美大に入ってよかったと思っています。

だから1番言いたいことは「絵が上手くなろう」的な安易な考えで入学するのはやめろ!ってことです。しかも僕の経験上そういう人は絶対に絵が上手くなりません。

プロの漫画家のほとんどが漫画学科出身ではなく、ごく普通の学科出身であることが多いのはまさにそれです。

5(右)最初からみんな絵が上手い

これは美大に限らず美術系の学部にも言えることだと思いますが、美術系の学校は絵が上手な人が集まっています。

最低でも「一般校のクラスで1番絵が上手いレベル以上」の人が集まっているので、最初から仕事をもらっているような人からプロの漫画家(カンスト勢)までいます。

「1人ぐらい下手な奴いてもええやろ・・・」って思うのですが、いないんですよこれが

かくいう僕も高校時代に美術の成績が10段階10を取って、彫刻も市のなんちゃらに飾られたことがあり、担任の先生の薦めもあって進学しました。恥ずかしながら自分でも「俺氏才能ありすぎwww」と天狗になっていた時期がありました。

しかし入学してほどなく僕は「底辺美大の劣等生」に落ちぶれてしまい、天狗の鼻は再生不可能なまでにへし折られてしまいました。

ちなみに僕の友人で相当頭のイカれている(良い意味で)奴がいて、その人は3日間寝るのを忘れて絵を描き続けていましたね。どうやら楽しすぎて仕方ないのだそうです。

シタ↓
どんな努力してもアイツに勝てる気がしないんだよな。あれが本当の「才能」だと思う

6(三)変わった授業が多い

僕の通っている美大には、

「アニメーションの歴史、ゲームのマーケティング論、日本と海外の漫画について」などの変わった授業が多いです。

それからこれはもっと特殊な授業ですが、漫画の描き方を教える授業までありました。

もちろん普通の美大っぽい「植物デッサン」や「ヌードデッサン」などの授業もたくさんありましたが、

僕は絵じゃ他の人に勝てないと思って、あまり受けていなかったので実技に関してはよく分かりません。

ちなみに上位校の多くでもサブカルチャーを扱う授業があるそうで、早稲田大学にも「アニメ・マンガ論」などがあるそうです。

7(捕)教授がアニメのイベントで休む

変わったことを教えている授業が多いと言いましたが、もちろんそんな変わったことを教えている教授もかなりの変わり種です。

アニメーションの技法や歴史について教えている教授がいましたが、その教授は「海外のアニメのイベント」に参加するという理由で1度休講になりました。

また、多くの教授が「アニメや漫画」の知識に精通しています

ある授業の生徒のプレゼンであったことですが、

生徒A「このヴィランというのは、英語で悪役ということで」

教授「ヴィランとかヒロアカかよ~」

周り「ゲラゲラ」

「ファッ!?」

もちろんまともな授業もありますし、変わった授業と教授を取り上げてはいますが、こんなことも結構あります。

8(二)学校内には(図書館やサークルなど)サブカル系のものが多い

これは当たり前かもしれませんが、美大の学校内にはアニメやマンガに関するものが多く存在します。

アニメのイベントや、イラストレーターの展覧会(蒼樹うめ展など)があると廊下に告知ポスターが貼られたり、

サークルも1つのアニメの同好会(アイマスやラブライブ)などが多く存在します。

そして図書館にも美大ならではの特徴があり、「画家の作品集、イラストレーターの画集、アニメの設定資料集」などが多く置かれているところです。

90年代以前のアニメのファンブックなどもたくさん置かれていたので、古いアニメが好きな僕からしたらちょっとした宝の山でした。ただしそうなると他の本のスペースが少ないので、ビジネス書をもう少し増やしてほしかったところがあります。

それから図書館で視聴できるアニメのDVDの数も異常なまでに多かったです。

授業が休講になったときは「AKIRA、オトナ帝国、今敏監督の作品」などの良作を何度も見返していましたね。

9(投)みんなオタク

ここまで読んでくださった方ならば、

勘のいいガキじゃなくとも既にお察しかと思いますが、みんなサブカルチャーに関心のある人たちが集まっています。

そもそもサブカルチャーとは独特な文化のことを示しています。

メジャーな学問ではなく、それとは少しはずれている芸術の勉強を志した時点で独特な奴らなわけなので、

そんな人たちが「アニメやマンガ」などに関心を持つのも自然な流れなのかなと思います。

だからなのか、変わった髪形やファッションの人も多いですね。

えぇ、まぁ良くも悪くも、これが美大の実態です。

ただ最後にこれだけは言わせてもらっていい?

 

 

おそ松パーカーで登校するのだけはない。ゼッタイ

終わりに

文章は具体的であるのに対し、絵は抽象的と真逆のものです。

だからなのか、今までほとんど美大生のブロガーを見たことがありませんし、

現に僕の周りにも、「ブログをやっている人や物書き」がほとんどいませんでした。

価値のある記事なのかは微妙ですが、そういう意味では貴重な記事にはなったのかなと思います。

ちなみに僕は絵を描きたいのですが、具体的に伝える能力に長けているような気がします・・・

伝えたい2つのこと

今回の記事で本当に伝えたかったのは2つぐらいで、

1つ目が「美大に入っても絵は上手くならない」ということです。結局は本人の努力次第で、上手い人はどんな環境でも上手いわけです。

環境のせいにするのだけはやめましょう。環境が云々言っている人で上手い人を見たことがありません。逆に今まで上手かった人は、なぜかめちゃくちゃ安いペンタブや、学校側が無料で提供しているペイントツールを使ってめちゃくちゃすげぇ絵描いちゃうんですよ。

2つ目が「美術系の学校はとてもお金がかかります」。入っても上手くなるわけではないのでよく考えて入学しましょうということです。少なくとも僕は、めちゃくちゃコスパ悪いように実感しております。

まぁ長々と書き綴ってきましたが、以上です!

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