なぜ「孤独」だと絵が上手くなるのか?「ぼっち」が才能ある理由

イラスト

こんちゃっす、どうも美大に通っているヤシタです。

「絵が上手くなりたい」と思う人はたくさんいることかと思いますし、上手くなるための練習方法などは世の中に溢れかえっていますが、実際にはそう簡単に上手くなれないものです。

ただ、僕がこれは必須要素だと思っている「絵が上手くなるため」のものが1つあり、それが「孤独」です。

ちなみにこれはどこの参考書にも、上達系のサイトにも書かれていないことですが、

科学的なデータから見ても、僕の今までの経験からしても、「孤独」は「絵が上達するために」ほぼ間違いなく必須要素だと言えます。

ではなぜ「孤独だと絵が上達するのか」について詳しく書いていきます。

スポンサードリンク

科学的に見ても「孤独な者」は「成功している」

まず、心理学者「アンダース・エリクソン」さんが行った実験で、面白いデータが出ています。(詳細:超一流になるのは才能か努力か?

ベルリン音楽アカデミーの協力があり行われた実験で、ソリスト(演奏者)を3つのグループに分け、各グループにはどのような違いがあるのかを調べたデータがあります。

「Aグループ、世界的に有名になれるであろう演奏者」、「Bグループ、優れている演奏者」、「Cグループ あまり期待されていない演奏者」の3つに分け、

3つのグループの練習方法にはどのような違いがあるのかということを調べました。(つまり一流、二流、三流に分けたということです)

その結果、どのグループも週に「同じ50時間ほど練習していた」ことが判明したのですが、3つのグループに明確に違うものが見つかりました。

どこが違うのかというと、優秀なグループは圧倒的に「個人練習」が多く、成績下位グループは圧倒的に「集団練習」が多かったという違いです。

具体的に、Aグループは週「24.3時間」も個人練習をしていたのに対し、Cグループは「9.3時間」しか個人練習をしていなかったことが判明。(15時間も個人練習の時間に差あった)

まぁつまりは、孤独な練習をしている人たちの方が才能に溢れていたという面白いデータなわけです。

この実験を行ったアンダース・エリクソンさんの本の3章にて、「グループではなく、一人で没頭する時間を確保する」ことの大切さを説いています。

created by Rinker
¥1,998 (2018/10/18 19:41:25時点 Amazon調べ-詳細)

その他の実験データ

また、ミハイ・チクセントミハイさん(ハンガリー出身の心理学者)による、天才91人を対象に調べたデータによると、

成功者の共通点には「学生時代に孤独な青春を送っていた」というデータもありますので、このことからも孤独はかなり強いことが分かります。

さらに、「1人で考えた方が、面白いし質の高いアイデアも出る」というデータまであります。そう考えると、「美術」のようなアイデアが重要な分野に関しては、1人でいる時間が長い人(つまり孤独な人)の方が上手くなりやすいという理屈になります。

今まで関わった「本当に上手い人」は「1人」で描いてた

もちろん、そういうさまざまなデータがあるからと言って100%正しいというわけではありません。

しかし、僕が今まで関わってきた本当に絵が上手だと思う人たち(プロと天才)も、不思議と作品を作るときはずっと1人でしたし、群れるのをあまり好まない人ばかりだったんですよね。

僕が今まで出会った3人の「絵が抜群に上手かった人」を紹介させていただきたいと思います。

僕の高校時代の先生は、有名美大卒で「個展」を開くほどの腕でした。

しかし、誰かと制作することは好きではない人で、今まで1度も美術部などには入ったことがないと言っていましたし、常に1人で黙々と絵を描いていました。

また、僕が通っている「絵画教室の先生」も、個展を開けば1枚100万円で絵が売れたりするほどの強者ですが、絵を描くときは「必ず1人で」海外に描きに行っています。

美大で見た「天才肌」もぼっちだった

以前の記事「美大に入学して発見したことで打線組んだwww」でもチラっと紹介したのですが、

僕が通っていた美大の中でも、「3日間、寝ずに絵を描き続ける」ような本物の天才とも言える人間が1人いたんですよね。

その人の性格はというと、内向的で基本的に1人でいることが多く、「サークルなどにも全く興味を持たず、1人で飯を食べたり、1人で授業を受けている」ことが多かったです。

と言ってもかなり魅力的な人物だったので友達もそこそこいましたが、良い意味で他人と群れることになんの関心も持っていなかったというか、他人からどう思われようがどうでもいいという芯が強い人物でした。

恐らくこの天才には「リア充、陽キャラ、陰キャラ」などの概念が存在していないし、全く興味がなかったように思います。

不思議と本当に上手かったその3人も「1人の時間の重要性」に意識的でないにしても、気づいていたように思います。

そもそも、絵は自分の想いを伝えるために描くわけですから、他人と一緒に書いたりするより、自分1人だけで描いた方が上手くなるのは当たり前な気もしますね。

絵が上手くなるには「性格」も関係している!

絵が上手くなるためには、「生まれながらの才能、今までの経験の豊富さ、人一倍の努力」もちろんこれらのどれも必要な要素です。

しかし僕は、その人の「性格」によって「上手くなりやすい性格」「上手くなりにくい性格」が確実に存在していると思っていて、

どういう性格の人が「絵が上達しやすい」のかと言いますと「内向的な性格」の人です。

僕が出会った3人の絵がずば抜けて上手かった人たちもその傾向にあるという理由と、

元々「内向的な性格」の方が集中力が高いし、成果を出すアーティストは二流三流に比べ、1人の練習時間が圧倒的に多いというデータに基づいての結論です。

ちょっとここでこれを言うのは反則かもしれませんが、

絵も歌もダンスも一流レベルの「米津玄師」さんとか間違いなく内向的な性格であるように思えます。

さらに、pixivでめちゃくちゃ絵が上手い配信者を見ると「音声がない」人だったり、喋ってもあまり騒がしくない人が多い傾向にあるように感じましたが、逆に、「昨日行った合コンがどうのこうの」言っているお絵かき配信をしている人で絵が上手い人を見たことがありません。

つまり陰キャぼっちは「絵が上手くなりやすい」傾向にあるわけです。

シタ↓
その理屈だと、管理人はかなり絵が上手いってことじゃん
ウエ↑
でもその割にはあんまし上手くないような・・・

もちろん人と関わる時間も大切だよ

 

そろそろ「1人で練習しても下手な人はいる」とか、

「友達が多くても絵が上手い人は多いだろ」みたいな反論がされそうなので、念のために言わせていただきますが、

もちろん「みんなで練習している人でも上手い人」はいますし、「外交的だろうが絵が上手い人」はいます。

ただ、科学的なデータと、僕の経験上で「1人の練習時間が多くて、内向的な性格の人」が絵が上手くなる傾向にあるという結論になっただけです。

もちろん、僕が入っていた漫画研究会でもプロがいたので、全員が全員ともに必ずこうだ!というようなことを言っているのではありませんので、ご留意ください。

 

ただ、僕がこの記事で最も伝えたいのは、「1人の練習時間を確保することはとても大切だよ」ということですね。

もしも「絵の上達で伸び悩んでいる人」は、最近の練習方法を振り返ってみて、「そういや誰かとダラダラ絵描いてたな~」みたいなことが見えてきたら少し見直した方が良いかと思います。

正直、複数人で集まって「練習」って科学的に見たらめっちゃくちゃ効率悪いですから。

終わりに

「ぼっち」はそれだけで「絵の才能」がある

僕がこの記事で言いたいことは2つありまして、

1つ目は上でも言いましたように、「1人で練習する時間」の重要性。伸び悩んでいる人は「1人で練習する時間は確保できてますか?」ということを考えてください。

2つ目は、「友達が少なかったり、内向的な人はそれだけで絵の才能を持っている」ということです。

1番最悪なのは、友達少ないけど特にやることがないからゲームをずっとしてようとかのパターンですね。資産にならないことをしても意味がありません。

友達が少ない人は没頭できる時間が山ほどあるので、練習(自己投資)できるチャンスでしかありません。

没頭できるものを見つけたぼっちほど最強の存在はいないから、まじで。

スポンサードリンク