絵が上達する模写のコツ!最強の「3つの模写方法」を教える!

イラスト

こんにちは、どうも小林です

絵を描いている人ならば、『模写』を行う機会が多いかと思います。

確かに模写は、1番オーソドックスな上達方法と言っても過言ではありません。

しかし、ただ単に模写をしていても上達することは難しいです。

今回の記事では、「しっかり絵が上達する3つの模写方法」についてお話していきます。

シタ↓
ふぅ~、今日も上手に模写できたぞい!
ウエ↑
待って!それでは上達しないかもよ

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はじめに

「模写の上手さ」≠「絵の上手さ」

まずはじめに、よく「模写が上手い=絵が上手い」という勘違いをしている人が非常に多いのです。

これはイラスト初心者だけでなく、多くの人が抱いている認識のように思えますが、これは大きな間違いです。

実際は「模写の上手さ」≠「絵の上手さ」が正解であり、≒(ニアリーイコール)の関係ですらありません。

なぜかというと、

模写が上手いとは「正確に書き写す」という能力であり、

絵が上手いとは「創り出す」という全く異なった能力が必要になってくるからです。

だからよく「YouTubeやTwitter」などで、めちゃくちゃ正確に模写ができている動画や画像が評価されているものがありますよね。

しかし、そういう人のオリジナル作品を見てみると「アレ….?」という微妙な作品であることが非常に多いです。

つまりそういう人は、正確に書き写す能力は高いけれど、自分でなにかを創る、生み出すといった能力がないからです。

ただ単に模写している人が多い

自分が絵を描く目的はなんのかを考えたとき、

「イラストや漫画を描きたい!二次創作したい!伝えたいことを絵として伝える!」などいろいろと思い浮かぶかと思いますが、それらはだいたい「創り出す」ということが最終目標であるかと思います。

しかし模写を正確に行うと、「上手に模写をする」という別のことに目標がすり替わってしまうことが非常に多いです。

特に模写がとても上手な人に限っては、模写が上手くなるために模写をしているような気がしてなりません。

もちろん模写から学べることもたくさんありますし、上手く模写できたことによりモチベーションも上がることもありますが、これでは一向に創り出す能力が見につきませんよね。

まさに僕が1番伝えたいのはここで、絵が上手くならない(創る能力が身につかない)模写を行っている人が多いということです。

そして今回はしっかりと「創作」する能力が見につく「絵が上達する3つの模写方法」について書いていきます。

絵が上達する3つの模写方法

今回は僕がこの記事のために書いた「エロマンガ先生」のイラストで解説していきます。

塗り漏れが多いのですが、そこはご了承願います・・・

①分析模写

まず最初にご紹介するのが、「分析模写」という練習方法です。

これは僕がキチ○イ期に編み出した練習方法(詳細はこの記事の2016年ごろ)なので、なんだ?と思ってググっていただいても残念ながら末代まで出てくることはありません。

どういう模写方法なのかというと、

模写を行う前に、「模写する作品の良いところを箇条書きする」というたったことだけです。

ちなみに僕の場合は、スケブの端っこにちょこっと書いています。

ポイントは模写を行う前に良いと思ったところを書くという点で、最初に書くことで良いと思ったところを意識しながら模写をすることができるからです。

また、僕の見解になりますが、絵というものは非常にメッセージ性が重要なものだと思っています。

自分の意見や伝えたいことなど、具体的に表現できないものを「絵」という抽象的な形で表現するわけです。この模写方法では、絵に大切なメッセージを汲み取ることができます。

 

この「分析模写」は、ほとんど手間がかからないので、たった1つだけでも伝えたいことを書いてから模写に入ってみてください。それだけでも創作能力が身に付きます!

②暗記模写

これはとあるイラストレーターの方が紹介していて、僕もよく実践していた模写方法です。

これもやり方は簡単で、「模写したい作品を暗記し、何も見ないで暗記した作品を書く」という練習方法。

自分で作品を制作しているのに近い感覚があるため、考える力と創作する力が身につきます。

ポイントとしては書き終わったら答え合わせをすることです。そうすればどこの部分が全く書けなかったのかが分かるため、自分の弱点を把握できるようになります。

逆に、ある程度の手馴れだと「暗記模写した作品の方が、オリジナルより良い部分があるな」ということもあるため、強みの発見にもなります。

ちなみに「伝えたいことを箇条書きする」→「暗記する」→「模写する」など、さっきの分析模写と組み合わせることも可能です。

ただし注意点があります。ほとんど絵を描いたことがない人が描いてしまうと、あまりのオリジナルとのクオリティの差に辟易してしまう可能性があります。そういう意味では全くのイラスト初心者には向いていないかもしれません。

③アレンジ模写

この練習方法は、

模写する作品を「部分的にアレンジする、雰囲気や表情を変えてみる、デォルメを強くしてみる、色を変更する」など自分が良いと思ったようにアレンジするという模写方法です。

「いつも書き写すだけの単調な作業でつまらない!」と、模写することに飽きた人にぜひ行ってほしい練習方法です。

参考作品を元に自分で作品を作っているため、モチベーションも上がって楽しいですし、この練習方法を行うことにより、自分の方向性や趣向まで見えてきます。

ちなみに、この練習方法は『辛くならない絵の描き方』という本に載っていた模写方法です。

正確に模写しつつも、自分の願望を押し付けよう

模写している絵をきっかけにしつつも、途中で何かいい絵が思いついたならばさっさと脱線してしまいましょう。

脱線していいんです!

「決まった通りにやる」「予定通りにやる」ということが苦手だという、筆者と同じタイプの絵描きには特に有効な訓練方法です。

ー『辛くならない絵の描き方』 著者:松村上久郎 197ページより引用ー

僕もそのように考えています。絵には正解がないため、良いなぁと思った作品も正解ではありません。

感性は人それぞれ違うので、自分の良いと思ったようにアレンジしちゃえばいいんです。

ちなみに僕は基本的に正確に模写することはありません。いつもどこかしらアレンジして自分の絵柄にしています。

終わりに

今回は「上達する模写方法」についての記事を書いてみました。

絵を描く前に「良いと思ったところを探してみる、自分が良いと思ったように変更してみる」などの、ほんのちょっとのことでも上達スピードに差が出るのでぜひやってみてください。

しかし当たり前ですが、万人に共通する上達方法はありません。

この記事を読んで良さそうと思って実践してくださるのは嬉しいことですが、しっかりと「この練習方法で上達するのだろうか?」と、よく考えて描くようにしてくださいね。

 

それからこの記事で1番言いたかったのは、目標を履き違えてはいけないということです。

もちろん中には「模写が上手くなるために絵を描いている」という人もいるかもしれませんが、だいたいの人は自分で作品を創るために絵を描いているはずです。

大切なことなので2回言いますが、模写が上手くなるための模写だけはやめましょう。

 

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